2014年12月

2014年冬コミ、無事終了しました。参加された皆様もエア参加の皆様も、お疲れ様でした。「冬コミとしては過去最高の人出」というのが納得の殺人的混雑でした。ホール中央の通路では右へ左へと押されまくって彼岸が見えました。みんな一体どこ目当てだったんだろう?

ひとまず、買いたいものは全て手に入ったので満足です。あと、今回密かに目標としていた「なるべく多くのサークルさんと話す」こともそれなりに達成出来ました。いくら買い物に集中するからといって、「シンプクダサイ!アラッシャース!ダダダダ」じゃあ対面販売もくそもありません。なので今回は努めて冷静に動きました。動いたつもりです。

先日の10選や20選のことも作家さんご本人にお伝えしたりもできて心臓バックバクでした。ヘタレなので必死です。これからは、こういうことを伝えられる時はどんどん伝えていきたいですね。

※「続きを読む」で、購入したもの一覧を表示します。

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今年の冬コミは 12/28(日)29(月)30(火) の3日間となります。
大晦日を回避したのは6年ぶり、つまり2008年以来とのことなので、ボカロ周りの方々は特に注意した方がいいと思われます。

※現時点で「購入予定」のものを列挙しました。(CD中心、たまに本も)
※数点を除いてほぼすべて新譜・新刊です。
※メインは3日目だけど2日目も少々、というか大本命が2日目にあったりします。
※YouTubeとかニコニコ動画とかSoundCloudとかの試聴リンクを可能な限り埋め込んでいるため、この記事多分結構重いです。



「続きを読む」で、すべてのリストにアクセスします。




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まずは、素晴らしいアルバムを作ってくれた全ての作家さんたちへ感謝を。
今年もとても充実した良い時間を分けて頂きました。

そして、「2014年ベストアルバム」の記事を読んでくれた全ての方々へ感謝を。
どれか特定の作品目当てで記事を開いた人が、同じ記事で紹介している他のアルバムにも興味を持ってくれれば幸いです。

最後に、好きな音楽を好きなだけ聴けるこの環境と、そこで飽きもせず好きな音楽の話ばっかりしている人や、黙して語らずじっと聴き続けている人、ひっくるめて音楽を愛する全ての人たちへ、最大限の感謝を。筆者自身がその中のひとりで居られることがこんなに幸せであると思えて、本当に救われた気持ちです。

思い立った勢いのまま、久々にレビューをがっつり書いた甲斐がありました。すっごく楽しかったです。



【2014年ベストアルバムの記事一覧】

Vol.1 VOCALOID/UTAU20選 ・・・ 2014/12/19(金)公開
Vol.2 同人音楽10選 ・・・ 2014/12/20(土)公開
Vol.3 サウンドトラック10選 ・・・ 2014/12/21(日)公開
Vol.4 ロック・ポップス6選+電子音楽6選 ・・・ 2014/12/23(火)公開
Vol.5 今年出会った旧譜10選 ・・・ 2014/12/24(水)公開 

以下、一人反省会。



議題1: この企画情報量多すぎじゃね?

白状すると、思っていたよりもはるかに大ボリュームな企画になった。書いている最中は全く気づかなかった。それもそのはず、この企画は数日で仕上げたものではない。20日~1ヶ月かけてちまちまとショートレビューを書いていたのだ。構想まで遡るなら、夏頃にはすでに「今年の10選は気合を入れよう」とか考えて、候補を選ぶ作業に着手していた。そのうちボカロだけでなくそれ以外の同人音楽や、サントラの鬼である某氏や某氏に触発されて慣れないサントラレビューに手を付けたり、Annabelさんの「TALK」が今年一番のJ-POPアルバムだと言いたいがために更に慣れない商業流通ポップス・ロックのレビューをしたり・・・と、こうして欲をかきすぎた結果がこれである。1000文字未満のショートレビューとはいえ、紹介したアルバムは52作にも及んでいた。読む方の身にもなれと。

だが、情報量の多さはそのまま「賑わい」を見せるのにも役立つのでは?と徐々に考え始めた。そりゃあ折角読んでいただくからには、自分が紹介したアルバムすべてに興味を持って欲しいに決まっている。しかし人様の読み方にあれこれ指図するのは野暮だし、どれかひとつにでもティン!と来てそれがその人の一生モノの作品となる可能性も無きにしもあらずなので、とにかく「読んでもらうこと」「記事を開いてもらうこと」を念頭に置きながら書いた。Twitterには掲載アルバムのジャケットを詰め込んだサムネイル画像を添付したり、検索可能性に賭けて紹介したアルバムの作者名を文字情報としても記載した。なので、筆者のTwitterの流量が必然的に増えてしまい、筆者を普段フォローしている皆様には迷惑をかけてしまったかもしれない。しかしそれが功を奏したため、やって正解だったと考えている(後述)。



議題2: 視聴リンクに飛ぶの面倒じゃね?サンクラとかつべ埋め込めよ!

こう思った人も多分多いと思う。筆者もそう思う。ではなぜそうしなかったか。それは読みやすさを担保するためである。

この文章の主体はあくまでレビュー。つまり文章を読むための記事として公開した。しかもご覧のとおりの文字の海である。全部読むのは言わずもがな、目当てのアルバムを探すだけでも一苦労だ。そこで、まず記事のデザインを可能な限りシンプルなものにした。示す情報は、レビュー本体以外は「作者と作品名」「ジャケット画像」「発売日」「入手方法」に絞った。

 ・ 作者と作品名については、これまでと書き方を変えた。”作者「作品名」”のようにカギカッコを使っていたところを、”作者 / 作品名”と半角スラッシュ+半角スペースとした。これは読みやすさだけでなく、コピペしてググりやすくするためでもあった。
 ・ ジャケット画像は、記事に表示するサイズを大きくした。具体的には横180px→横300px。音楽を最初に知るきっかけは名前とジャケットであるから、やはり目立ってナンボだろう。だが大きすぎても文字を食ってしまうので、そのあたりの調節は永遠の課題である。
 ・ 発売日もアルバムの情報として欠かせない。「本当にいい作品は時代を問わない」というのも分かるのだが、それとは別にこれが世に出た時間軸がきちっと示されていると、なんとなしに親近感が沸いて少し関心が高まるのだ。これは筆者だけの性質ではないと信じている。それとは別に筆者がただの数字好きでもあるのだが。
 ・ 入手方法。これも非常に重要だ。どこでリリースされたのか、amazonやタワレコで買えるのか、アニメイトやとらのあなを探る必要があるのか。あるいはもう廃盤となりプレミアが付いてしまっているのか、中古なら安く買えるのか。特に同人CDに関しては、それがそもそも通販・配信されていないケースも多く、紹介したはいいけど聴けないという悲しいケースに陥ることも少なくない。筆者はそれをわかっててあえて通販も配信もないアルバムを紹介しているので業が深い。しかし通販のあるなしにかかわらず、いいものはいいので今後もレビューし続ける所存である。

前置きが長くなったが、そんなわけで「デザインのシンプル化」のために、YouTubeやニコニコ動画、SoundCloud等直接音源を聴ける埋め込みリンクは貼っていない。どっちにしろ、20選の記事に20もの埋め込みを貼ると重くなっちゃうのもあるしね。だが、そのアルバムについて知るためのリンクはちゃんと用意しているので、是非ジャケット画像をクリックして情報を集めに行って欲しい。

余談だが、コミケやボーマス、M3等の即売会用買い物メモのような記事では、見やすさよりも利便性を重視しているため試聴リンクの埋め込みもバンバンする予定である。



議題3: 今後の更新頻度はどうなるのよ?

当然といえば当然だが、今後も同じペース・同じ分量で更新を続けることは不可能である。
この企画自体が約1ヶ月もの仕込みを経て成り立っており、楽しかったとはいえ結構しんどかった。
これを今後もコンスタントに続けるだなんてとんでもない!!たまにやるからこそ面白いのである。
とはいっても、今回の企画がおおむね好評で、何よりレビューした作品の作者に届いたり、それだけでなくなんとこの記事の紹介までしてくれたので、この記事を読んで欲しい層にはおおよそ届いたと実感している。まさにレビュアー冥利に尽きる、ありがたい話だ。また、この企画を進めながら筆者自身も「レビューを書く楽しさ」を思い出せたため、この記事の目的は現時点で十二分に果たせたと判断している。

今後は、即売会で買ったCDをちょろっとずつ紹介したり、何か企画を思いついたらこんな感じでショートレビュー集をポンと投稿したりしてみたい。1枚のアルバムの全曲レビューをするのはものすごくしんどいし、以前挫折した理由の大部分はこの全曲レビューを軸に更新していたからだと思っているので、よほど好きで言いたいことが山ほどある作品に出会わない限りはショートレビュー中心で行こうと思う。更新はなるべくしたいけど過度な期待はしないでね、という方向で。これからもゆるりとよろしくお願いします。



















そして、最後の最後になってしまって申し訳ないのですが、先月公開した例の記事を読んでくださった皆様、そしてコメントをしてくださった某氏さん、ありがとうございました。あの記事は自分にとってもう役目を終えたと判断したので非公開にしましたが(めちゃくちゃバズって正直ビビりました)、忘れないために削除せず残しておこうと思います。 

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